下北沢X新聞(1709)~戦時小田急入線幻のC58~より
後で聞いた話ですが、直前、空襲警報が発令されたので、予定を変更し、経堂で折り返ししてしまったことでした
(中略)
彼は、梅ヶ丘駅が俯瞰できる位置に陣取って、ひたすら汽車を待った
(中略)
待って待って待ち抜いた。しかし機関車の姿は見られなかったという。小田急線C58入線は幻と終わった。
なるほど。そういうことがあったとは知りませんでした。
梅ヶ丘駅付近で待って経堂で折り返したから来なかった、ということなら小田原方面から入ってきたことになります。実際に、御殿場線直通特急があったり、国鉄の線路で高速記録を出したり、線路が繋がっていることは確かで、入線してもおかしくはありません。
感じとして、根津山で陣取って待つと、高低差の関係でぎりぎり経堂は視界に入らない感じでしょうか。当時は建物は少なく、高さも低かったのだろうと思いますが、それでも、地形の高低差はありそうな感じです。